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伝統工芸品目 【信州紬(上田紬)】 小岩井紬工房さんが新規出店しました。

2022/09/20

【信州紬(上田紬)とは】
生糸に適さない繭を真綿にし、 真綿からつむいだ紬糸で織られたものが紬織物。 古くから養蚕業が盛んだった上田では、農家の自家用として紬が織られるようになりました。  上田紬の名を知らしめたのは、真田昌幸・幸村親子だと言われ、真田家ゆかりの絹織物としても知られています。真田は、関ケ原の合戦で名を馳せると、「真田も強いが上田紬も強い」と広まっていきました。  江戸時代には大島紬、結城紬と並んで日本三大紬と称され、その丈夫さは、3回裏地を替えても着られるとして「三裏縞(みうらじま)」とも呼ばれたほど。丈夫さの理由は、目の細かい糸使いでしっかりと織り込むこと。また、縞・格子柄も特徴の一つ。上田紬では、分業制をとらず、生糸の染色から生地のデザインにあたる経糸(たていと)の整経、織りにいたるまで、全工程を一人で行います。
【創業年数】 1948年
【生産者】 小岩井紬工房
【伝統的工芸品 品目名】 信州紬 (国指定)

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